ミレット(雑穀)トッピング〜紅麹味噌〜と「食養生」 その1

 

中国の古典には、食事すなわち食べ物で病気を治したり、体質を変え、また長生きも出来ると記述されていますが・・・いくら東洋医学が洗練されているとは言え、食べ物だけで病気の治療や体質改善が出来ると説いている訳ではありません。もしそれが可能であれば、漢方薬や鍼灸の存在が無意味になってしまいます。しかし人間が生きていくために食べたものが、身体に何らかの影響を与え、その結果、時には病気になることもあるというのは私達は誰でも実感していますし、現代医学より進んだ考え方ではないでしょうか?

 

中国の周王朝制度を記した『周礼』によると、今から3000年以上前すでに医師という官職が認められ、さらに医師を/医⊆整紂米皺憤紂豊傷医(外科医)そ丹紊裡瓦弔寮賁舂琉茲吠けています。,凌医というのは、日々の膳食を通して王様の健康管理をする医師のことで、実は食医の地位が病気の治療をする疾医や傷医より高く「正しい食生活は病気になってから薬を飲むことより遥かに大切である」という考え方が重要視されていたことがわかります。

また江戸時代、貝原益軒は著書『養生訓』のなかでも「元気は生命の本(もと)なり、飲食は生命の養いなり」など、食事の大切さをいくつも記しています。

東洋医学では、健康に留意して生活をすることを「養生」といい、「気」を整えることを基本としています。「気」とは元気、やる気という言葉にもあるように、私達のパワーの源で生命活動を営むエネルギーのことです。季節の変わり目や環境の変化、加齢、ストレスなどにより「気」が減少したり働きが弱まると抵抗力も低下して(気虚と言います)、結果的に病原菌などの外邪の侵入をはね返すことができずに病気になりやすくなります。

 

<参 考>

「気」には、「先天(せんてん)の気」と「後天(こうてん)の気」があると考えられています。

★「先天の気」:生まれながらに持っているエネルギーのことで、年齢とともに減少する

★「後天の気」:呼吸や食養生によって補充されるエネルギーのことで、胃腸の働きによって作られる。そのため、胃腸を丈夫に保つことは、健康を守る上でとても重要。

 

後天の気を作り出す胃腸の負担になるような食べ物や食べ方は正しい「食事」とは言えません。養生の中でも特に「食養生」は、後天の気を補い、巡らせるための大切な習慣です。

 

中医学的な「食」の大切さをご説明させて頂きましたが、体に良いもの作りプロジェクトからご提案する数々の食品が、皆様の体質改善や未病に、また健康維持など「食養生」にお役立て頂けましたら幸いです。

posted by: kyotokahori | 体に良いもの作りプロジェクト | 18:22 | - | - |
お米アレルギーの方にもオススメのミレット(雑穀)グラノーラ

今から約50年前の日本には「アレルギー」はほとんどありませんでしたが、現在、日本人の3人に1人は何らかのアレルギーを持っていることが調査からわかってきました。欧米などの先進国では、すでに数十年前から大きな問題となっており、専門家の多くが工業化や遺伝子組み換えテクノロジーと「アレルギー」の密接な関係を指摘しています。

お米は日本人の主食なのですが、実はお米に対してアレルギー反応を起こすケースが近年増えています。アレルギーの原因として、お米の品種改良や農薬の問題が考えられています。

 

 

お米には「うるち米」と「もち米」があります。うるち米とは私たちが普段食べているわりとパサパサしているお米のこと、もち米とはお餅や加工品を作るモチモチしているお米で、お米の粘りと硬さ、旨味を左右するのがアミロースとアミロペクチンと呼ばれている成分です。 アミロースとアミロペクチンはデンプンの主成分で、アミロースの割合が多いお米は粘りが少なく、アミロペクチンの割合が多いお米は粘りが強いと考えられています。このアミロースとアミロペクチンの2つの成分バランスで「うるち米」になったり「もち米」になります。アミロースは多ければ多いほど糖度が低く程よい硬さとあっさりとした旨味がありますが、一方アミロペクチンの割合が多くなると粘りや甘みが増して、冷めてもふっくらモッチリとしています。そのため、高アミロペクチンのミルキークイーンと呼ばれる品種米などは、外食店やコンビニのおにぎりなどで使用されています。

 

 

 

そもそも日本人は、粘り気の少ないあっさりとしたアミロース含量の多いうるち米を食べてきました。しかし、アミロペクチンの多いお米は上手く消化出来ず、その結果アレルギー反応が出てしまうと考えられています。時代とともに品種改良が進み、高アミロース→高アミロペクチンのお米を生産するため、さかんに遺伝子組み換え操作などが行われていますので、今後もお米アレルギーの増加が懸念されます。

私達が日常食べているお米のほとんどは品種改良されたものです。もしアレルギーなどの症状で不安を抱えていらっしゃるのであれば、農薬などの化学物質のリスクが少なく、人工交配していない原種に近いお米は、消化も良く身体に優しいのでオススメです。

 

先月からお取り扱いを始めましたロワゾーブルーさんオリジナル、グルテンフリーのミレット(雑穀)グラノーラには、自然農法で栽培された原種に近い貴重な「旭(朝日)米」を使用しています。お米アレルギーの方にも安心して召し上がって頂きたいというロワゾーブルーのオーナー様のこだわりとHospitalityには、本当に脱帽です。

 

 

販売を開始させて頂いてまだ数日なのですが…すでに、多くのお客様からご注文やお問い合わせを頂戴しています。食品やメディカルハーブに対する安心や安全、美味しさへのこだわりから、この秋にはロワゾーブルーさんと京都かほ里のコラボレーションで新しい商品をご提案させて頂くことになっておりますので、どうぞお楽しみに・・・では、今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 


 

posted by: kyotokahori | 体に良いもの作りプロジェクト | 12:27 | - | - |
新しいブレンド「心 NAGOMI」のご案内

 

東洋医学(中医学)では「心(精神)」と身体症状は密接に関係することをいち早く気づいていました。現代医学の“精神・身体二元論”に対し、東洋伝統医学の「心身観」を一言で表すと「心身一如(しんしんいちにょ)」、(ちなみに「身体」と「心」をつなぐものが「気」と考えても良いかと思います)です。

確かに、私達の身体は単なるパーツの寄せ集めではありません。心臓、皮膚、脳、腎臓、肺、目や耳など、様々な臓器や器官は、血管や神経、筋肉などのネットワークを介して、規則性をもって関連し合っています。失恋が原因で病気になったり、怒ってばかりいたら重病で寝込んでしまった、仕事でミスをして胃が痛い、あるいは反対に体調が優れない日でも楽しい出来事があり、すっかり元気になったなどなど・・・これらも“心身一如の病因論”です。東洋医学(中医学)の世界では、心と身体を切り離すことなく考えていくことで、ストレスに起因している症状や不定愁訴など「気のせい?」と扱われることが多かった不調でさえも治療可能になります。

 

 

 

これまでの数十年、中医学や西洋医学を通して、薬剤師として多くの患者様やご相談者様に携わって参りましたが、「心身一如」の考え方に欠かすことが出来ない存在、もちろん漢方薬やメディカルハーブ、鍼灸は当然のことながら、それに加えて「心(精神)」に働きかけるフラワーレメディも重要なのではと考えています。

     

       双葉 京都かほ里的「心身一如」の考え方 = 

             漢方薬やメディカルハーブ   +  フラワーレメディ

 

前置きが長くなってしまいましたが…Docomo_kao17 

今回、新しいメディカルハーブブレンドに「心NAGOMI」(しん・なごみ)と名付けました。フラワーレメディをオススメする際に、一緒にハーブティーを飲んで頂くことで相乗効果の期待出来るブレンドです。もちろん、フラワーレメディとご一緒で無くても構いません。

下記の通リ、既にご好評頂いておりますハーブフォーザマインド「巡り」との比較を表にしてみました。気になる心の状態がありましたら、是非一度「心NAGOMI」をお試し頂けますと幸いです。

 

                     四葉のクローバー                                                          

ブレンド名

心の状態・キーワード

対応する五臓六腑

心NAGOMI

 

強い不安感・気分が落ち着かない・ショックな出来事から立ち直れない・パニック(心身の興奮状態)になることへの恐れ・気分の起伏が激しい・無理して明るく振舞ったり平静を装うことが度々ある・寝つきが悪い

 

心(しん)

ハーブフォーザ

マインド「巡り」

ストレスによりイライラやヒステリックになりやすい・胸の張りや腹部などの膨満感・食欲のムラがある・些細なことで怒る・熟睡できない・生理不順・頑張りすぎてリラックス出来ない

 

肝(かん)

 

 

onpu03  フラワーレメディの飲み方につきましては、京都かほ里Web Shopのカテゴリー「バッチフラワーレメディ & 関連商品」のフラワーレメディ38種に記載させて頂いておりますので、そちらをご参考下さい。

 

 

posted by: kyotokahori | メディカルハーブ | 21:13 | - | - |